銀行に大切なお金を預けるなら、なるべく高い金利がいいですよね。
私は貯蓄用に三井住友銀行を使っていたのですが、ちょうど2月に利息が付いていて確認したところ数十円とほぼないに等しい金額でした。
僕らの親世代はバブルの高金利の時代を知っているので、よく「今は金利低いよね~」と言っていましたが、私はこれが当たり前だと思っていました。
しかし、3月に資産運用を始めようと色々と勉強していく中で、普通預金金利が0.2%と高いあおぞら銀行BANK口座の存在を知りました。将来のためにと親が貯めていてくれた定期預金も0.15%だったので、普通預金でこの金利の高さは私には衝撃的でした。
今回はそんなあおぞら銀行BANK口座について、私の口座開設の経験も交えて紹介します。
私のようにメガバンクで生真面目に貯金をしている方にとってはノーリスクで高い金利が得られる方法なので、ぜひ試してみてください。
概要
まず、あおぞら銀行BANK口座の概要をお伝えします。
- あおぞら銀行のBANK口座は普通預金金利が年0.20%(税抜き前)と高い
- ただ、振込無料の回数が少ない、無料で利用できるATMが少ないなどのメリットもあり
- そのため、普段使いの口座とは別の貯蓄用の口座として活用するのがお勧め
あおぞら銀行のBANK口座とは?
あおぞら銀行のBANK口座とは、あおぞら銀行が提供する店舗や窓口を持たないインターネットバンキング講座です。BANK口座は、店舗や窓口がない代わりに、預入金利が高く、振込手数料が安いという特徴があります。また、インターネットバンキングのため、24時間365日いつでも利用することができます。
HPでも業界NO.1の高金利口座としてアピールしています。実際に現在のメガバンクの普通預金の金利は0.001%のため、その200倍の金利となっています。この高金利もインターネットバンキングだからこそ実現できているのでしょう。
しかし、デメリットもあります。例えば、ATMの数が限られており、銀行窓口以外での出金ができない点が挙げられます。そのため、出金が頻繁に必要な人には向かない口座となっています。
そのため、メイン口座は別の口座として、貯蓄用座としてBANK口座を利用する人が多いです。私も3月に貯蓄用口座として開設・利用しました。次に、あおぞら銀行のBANK口座の開設方法について紹介します。
あおぞら銀行のBANK口座の開設方法
必要な書類の準備
口座開設の際に必要な書類として本人確認書類が1点必要です。
下記の中から1点、手元に用意しましょう。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 運転経歴証明書
STEP①メールアドレスの登録
HPの「口座開設」をクリックして、メールアドレスの登録を行いましょう。
STEP②本人確認
メールの案内に従って本人確認書類と本人の顔の撮影を行います。
基本、スマホのカメラで撮影ができるので、スマホから申し込むのがお勧めです。
(PCから申し込んだ場合、途中で撮影用にスマホからの手続きが必要となったりします)
STEP③個人情報の入力
本人確認ができたら、案内に沿って個人情報を入力していきます。
STEP④キャッシュカードの受取り
入力が終われば申し込みは完了です。申し込みから約2週間程度でキャッシュカード(デビット機能付き)が送られるので、届きしだい利用可能です。
(私の場合申し込みから12日後にカード発想の連絡が来て、その2日後に家に届きました。申し込みからぴったり2週間で手元に届きました)
手続きの詳細は下記HPより確認してみてください。
あおぞら銀行のBANK口座のメリット
あおぞら銀行のBANK口座には、以下のようなメリットがあります。
- 預入金利が高い(税抜前で年0.2%、税抜き後で0.159%)
- 振込手数料が安い
- インターネットバンキングで24時間365日利用可能
一つずつ解説していきます。
預入金利が高い
あおぞら銀行のBANK口座は、預入金利が0.20%(税抜前)と高いため、貯金が増えやすくなります。
例えば100万円を預けた場合、税引き後で1,590円の利息が付きます。(利払日は毎年2・8月の「第二金曜日の翌日」となっています)
特に、長期間にわたって預ける場合には、通常の普通預金口座(メガバンクでは0.001%)よりも200倍と金利が高いため、効果的な貯蓄ができるでしょう。
振込手数料が安い
BANK口座を利用しての振込手数料は、他行への振込でも157円とメガバンクと比べ比較的安価です。また、条件付きで他行あて振込手数料も無料となります。(詳しくはデメリットで説明します)
インターネットバンキングで24時間365日利用可能
あおぞら銀行のBANK口座は、インターネットバンキングが利用可能です。24時間365日いつでも、スマートフォンやパソコンから口座情報の確認や、振込などのお金のやりとりができます。これにより、いつでも自分の口座を管理することができ、便利です。
あおぞら銀行のBANK口座のデメリット
高金利に目が行きがちですが、当然デメリットもあります。
- 振込手数料が無料の回数が少ない
- 無料で使えるATMがゆうちょ銀行のみ
- 外貨預金ができない
振込手数料が無料の回数が少ない
インターネットバンキングの中では比較的振込手数料無料の回数が少ないのが1つ目のデメリットです。
本支店あては無料ですが、他行あての場合条件付きで月最大3回までしかありません。
本支店あて | 他行あて(電信扱) |
---|---|
無料 | 157円 ただし、条件を満たすと 月最大3回無料 |
また、無料とするために必要もあります(詳細はHPを確認してください)。
条件1「合計残高が500万円以上」はかなり厳しいので、条件2「デビットカード利用が1回以上」による月1回無料が現実的かと思います。そのため、日常口座として使うには少し不便化です。
(ただ、私は手数料無料を得たいがためにちょうど500万円銀行預金しました)
無料で使えるATMがゆうちょ銀行のみ
BANK口座はゆうちょ銀行やセブン銀行、その他都市銀行等、提携している銀行のATMで利用が可能です。
ただ、時間に関わらず無料で使えるのはゆうちょ銀行のみで、他のATMでは時間帯や土地引き種別によって手数料が発生してしまいます。
そのため、ゆうちょ銀行が近くにない人には使い勝手が悪いかもしれません。
外貨預金ができない
これはあまりデメリットに思う方も少ないかもしれませんが、BANK口座では外貨預金の取引はできません。
外貨を扱いたい場合は他の口座を利用する必要があります。
実際に開設してみた感想
私も初めて実店舗のない口座開設だったので少し不安はありましたが、実際の手続きはとてもスムーズでした。
口座開設からキャッシュカードが届くまでに10日間かかりましたが、これは実際にカード発行の時間等を考えると仕方ないかなと思いました。
一番気になったのではアプリの使い勝手です。アプリで口座の確認はできるのですが、実際に振込等を行う場合、アプリからリンクに飛ばされてしまい、一からログインする必要があります。
そのため、振込等する場合は少し手間が増えるので、アプリ内で全ての取引が完結できればよかったなと思いました(この点においては三井住友銀行の方が使いやすいです)。
まとめ
あおぞら銀行BANK口座の特徴は次の通りです。
- あおぞら銀行のBANK口座は普通預金金利が年0.20%(税抜き前)と高い
- ただ、振込無料の回数が少ない、無料で利用できるATMが少ないなどのメリットもあり
- そのため、普段使いの口座とは別の貯蓄用の口座として活用するのがお勧め
ぜひ、あおぞら銀行BANK口座を使って効率的な貯金をしていきましょう。
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