投資初心者が読んだ本~2023年3月~

資産運用日記
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これまで銀行預金ばかりだった私ですが、今月から投資にも挑戦し始めました。ただ、投資経験ゼロの初心者にとって、投資というものはとてもハードルが高かったです。

そのハードルを越えるために、私は本に頼りました。先人たちの教えを愚直に取り入れることで経験値を補おうと、投資に関する本を片っ端から読み漁りました。

今回はこの1ヶ月で読んだ本をご紹介します。投資をしたことない方や投資を始めたばかりの方の参考になれば嬉しいです。

「ほったらかし投資術」山崎元、水瀬ケンイチ(著)

投資の勉強を始めるにあたり、最初に読んだ本がこの「ほったらかし投資術」です。投資初心者は必ず読むべき1冊だと思います。その最大の特徴は様々ある投資方法の中で最適解を示している点です。その手法が「ほったらかし投資術」です。詳細は別記事で紹介しているので、チェックしてみてください。

「お金は寝かせて増やしなさい」水瀬ケンイチ(著)

「ほったらかし投資術」で投資に関する導入ができたので、もっと知識を深めるために投資に関する本を片っ端から読み始めました。まずは同じく水瀬ケンイチさんの「お金は寝かせて増やしなさい」を選びました。内容としては「ほったらかし投資術」と同じようにインデックス投資を勧めています。順番的にも「ほったらかし投資術」の内容を復習するように読むことができたし、書かれている内容の違いを比較することで知見をより深めることができました。

「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」山崎元 、大橋弘祐 (著)

この本も山崎元が書かれているため選びました。タイトルの通り、初心者が山崎元さんに投資に関して質問する対話形式で解説をされています。初心者が思う先入観(例えば投資は株価をずっとチェックしなきゃいけないのような…)に対して1つ1つ丁寧に解説してくれているため、とても読みやすい内容でした。ただ、前の2冊を読んだ後に読むと内容がやや軽すぎた印象だったので、この本を最初に読むべきだったなと感じました(復習と言う意味では読んでよかったです)。

「「お金の不安」から自由になるためのお金が増える強化書」上岡正明(著)

この本は図書館で偶然見つけたので、読んでみました。内容としてはやはりインデックス投資を勧めていましたが、他の本と違い個別株投資に関する内容も含まれていました。個別株投資が初心者が抱く「投資」のイメージに当てはまるため、その内容も知れたので良かったです。個別株投資に関して多少なりとも知れたことで、よりインデックス投資のメリットを理解できるようになりました。

「今こそはじめる資産形成 人生を劇的に好転させる50のお金の知識」横山邦男(著)

こちらも図書館で手にした本です。タイトルの通り50個の項目ごとに解説しているため読みやすかったですが、これまで読んだ本の内容と重複するものばかりだった印象です。このあたりから、「内容が重複している=本当に正しいこと」と思えるようになってきました。自分の投資に関する知識が蓄積されていることを実感しました。

「投資の大原則 第2版: 人生を豊かにするためのヒント」バートン・マルキール 、チャールズ・エリス(著)

この本は世界における投資のカリスマである二人が書かれた「長期投資のバイブル」です。投資を勉強する上で外せない古典的な本だと思い、手に取りました。アメリカ人の立場で書かれているため、多少の違いはありましたが主張している根本は「ほったらかし投資術」と同じものであると感じました。

「14歳からの資本主義」丸山俊一(著)

この本はタイトルだけは以前から知っていたので手に取りました。14歳向けに資本主義や経済、お金に関することを解説する内容ですが、あまり経済にも興味がなかった自分にはちょうど良い本でした。様々な過去の偉人(ケインズ、マルクス、シュンペーター、etc)の思想も引用しながら解説しているため、座学としても勉強になる本でした。投資だけでなく「くらし」や「生き方」にも考えが及ぶようになりました。

「幸福の資本論」橘玲(著)

よく売れている本と言うことで読んでみました。タイトルにある「幸福」と「資本論」という2語が読む前は繋がらなかったので、どんな内容かワクワクしながら読み進めました。「幸福」という抽象的なものに対して、3つの資本の組み合わせることで具体的に定義しようとする考え方は新鮮であり、とても共感できるものがありました。「幸福」どういう状態なのか、どうすれば「幸福」になれるか、等を体系的、論理的に定義、解説しているため、自分の人生観に取り入れやすかったです。他の著書や学術調査など様々な文献を引用した上で論理を展開している点にも好感が持てました。

投資とは直接関係ない内容かもしれませんが、投資をする目的を明確化するという意味では最も影響を受けた本です。

「精神科医が教えるストレスフリー超大全」樺沢紫苑 (著)

投資とは全く関係ないですがサラリーマンとしてストレスとの向き合い方を知りたいと思い読んでみました。ただ、内容は仕事におけるストレスだけでなくプライベートや人間関係、健康など幅広い分野を対象としていたため、目的以上の情報を得ることができました。また、この本も「より詳しく知りたい場合はこの本がおすすめ」のように文献紹介をしています。これから何かストレスを感じた場合は、まずこの本から該当箇所を探して解決策を探り、より深い内容は紹介されている文献を読み進めるという使い方をしようかと思いました。この本1冊が手元にあるだけでストレスに対する対処法を手にしたような感覚になれたので、とてもお勧めです。

まとめ

今回は3月に読んだ本9冊の紹介をしました。自分でも振り返ってみて、本を読む習慣のなかった自分がこれほど本を1ヶ月で読めたことに驚いています。この1ヶ月で自分の考え方や知見もだいぶ変わった自覚があるので、読書の有用性を体感できました。これからも読書は続けたいと思います。

今回紹介した本はどれも初心者向けの内容ばかりなので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

ホビット

20代ドルオタサラリーマン
エビ中ファミリー/中学16年生/5,15番寄りの箱推し
オタ活のために資産運用始めました(2023年3月)

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