買い物の際、クレジットカードがあると色々と便利ですよね。ただ、世の中には数多くのクレジットカードがあって、それぞれポイント還元等や年会費などのルールがあって、どれが一番お得かわかり肉ですよね。
私も学生で初めてクレカを作ったとき、どれにすればよいかわからないまま大学で案内された学生カードを作ってしまい、長い間損をしていました。
「クレカのポイント仕組みが複雑で作るのが面倒」「初めてクレカを作るけどどれにすればよいかわからない」と悩んでいる方向けに、年会費無料で自動1%OFFのクレジットカード「P-one wiz」をご紹介します。
私も学生時代に作って以来、ずっと「P-one wiz」カードを利用しています。
最小にひと手間行えば、年会費無料で自動1%OFFかつ、ポイントも付く素晴らしいカードです。
これを選んでおけば、他のカードに比べて大きく損することは無いでしょう。
とりあえずの1枚として検討してみて下さい。
P-one wizの特徴
まず、先に「P-one wiz」をおすすめする理由を2つご紹介します。
年会費無料
クレカ初心者におすすめな理由としてまず、年会費無料だという点です。
世の中にはゴールドカードやプラチナカードなど持っているだけでステータスになるようなクレカもありますが、どれも年会費がかかってしまいます。
年会費があると、どれだけ使えば年会費の分元を取れるか等、色々計算して使わなければいかなくなり面倒です。逆にあまりクレカを使わない場合は年会費の分損することもあります。
しかし、年会費無料だとその心配ありません。発行しただけで一切使わなくてもお金は1円も払う必要がありません。
クレカ初心者はまず年会費が無料がどうかを確認しましょう。
自動1%OFFに加えてポイント特典
この「P-one wiz」の最大の特徴は「自動1%OFFに加えてポイント特典あり」だということです。
1%ポイント還元であれば、楽天カードなど世の中にはたくさんあります。しかし、ポイント還元だとそのポイントをどう使うかを考えなくてはいけなくなります。たとえば楽天カードだと10,000円の支払いで楽天ポイントが100ポイントもらえます。しかし、この100ポイントは楽天ポイントが使える場所でしか利用できないという問題があります。
一方自動1%OFFだと、何も考えずとも自動で引き落としの際に1%値引いてくれます。私の「P-one wiz」の利用明細をご紹介します。
このように利用金額ごとに1%割引してくれています。1円未満の端数は無くなってしまいますが、引き落としの時点で自動で1%割引してくれるので本当に便利です。しかもNHKや水道代など公共料金の支払いも当然割引対象です。
ただ、一部対象外となる取引もあるので要注意です。
※サンリブ、マルショク、ポケットカードトラベルセンター、電子マネーチャージ、金券類、生損保等の各種保険料、ETCカードのご利用分、キャッシングご利用分は「1%OFF特典」対象外となります。また、一部対象外のお取引もございます。
HPより引用
さらに、「P-one wiz」は自動1%OFFだけでなく、カードショッピング1,000円(税込)ごとにポケット・ポイント「1ポイント」付きます。このポケット・ポイントはT-pointなどに交換が可能で還元率は~0.3%となります。
このポイントはおまけとして考えればよいかなと思います。
合計で、自動1%OFF+最大0.3%のポイント還元も得られるということです。
基本スペック
まずは、「P-one wiz」の基本情報をご紹介します。詳細はHPを確認してみて下さい。
年会費 | 無料 |
発行ブランド | Mastercard Visa JCB |
お申込み資格 | 18歳以上でご連絡が可能な方 ※高校生の方は、卒業年度の1月よりWebでのみお申込みいただけます。 |
追加可能 カード | ETCカード 家族カード |
お支払い日 | 毎月1日 (金融機関休業日の場合は翌営業日) |
ご利用可能枠 | ショッピング:上限200万円/キャッシング:上限150万円 |
ご利用明細 | Web明細 |
カード 付帯保険 | 紛失・盗難保障 購入商品安心保険(購入日から90日間、年間補償限度額50万円、1事故免責金額3,000円) |
発行したら絶対に必要な設定「ずっと全額コースへの変更」
「P-one wiz」は他の年会費無料のカードに比べて、トータルの還元率はかなり高いです。
その分デメリットもあります。それは「ショッピングリボ払い専用カード」ということです。
リボ払いとは?
リボ払いとは「リボルビング払い」のことで、毎月支払う額を一定に分割する支払方法のことです。分割して支払うだけであれば問題ないのですが、基本リボ払いでは手数料がかかります。「P-one wiz」ではリボ払いの手数料として18.00%がかかってしまいます。
自動1%OFF+ポイント還元があったとしても手数料で18%も取られては意味がないよ!
皆さんこう思ってしまいますが、実はこの「P-one wiz」にはこの手数料をゼロにする方法があります。
それが「ずっと全額コースへの変更」です。
ずっと全額コースとは?
ずっと全額コースとは「P-one wiz」でのリボ払いの回数をずっと1回に指定することです。リボ払いでは分割した2回目以降で手数料が発生するので、この設定をすることで支払いが1回だけになるので手数料も発生しなくなります。
これにより、「リボ払い専用カード」でありながら普通のクレカのように一括支払いができて、リボ払い手数料もゼロにできます。
実際に私の利用明細を見て頂いてもリボ払いの手数料は一切引き落とされていません。
リボ払い専用カードなので、請求金額の欄に「ショッピングリボ支払額3,000円」という記載がありますが、合計の請求金額はちゃんと利用金額と同じになっています。
(恐らくリボ払い専用カードなので、リボ支払額は定額の3000円で、それに増額した額を請求金額と記載しなければいけないのでしょう)
ずっと全額コースへの設定方法はHPにもちゃんと記載されていますが、基本的にはリボ払いをしてほしいためあまり強調して書かれてはいません。なので、利用者からすれば「知っていれば得をして、知らなければ大損をする情報」ですね。
発行した時点では、普通のリボ払いコースに設定されています。手元に届いたら必ずずっと全額コースへの変更を行いましょう
ずっと全額コースへの変更方法
変更手順は下記の通りです。
- ポケットカードネットカウンターに登録
- ログインして「毎月のお支払金額変更」をクリック
- 画面に従って「ずっと全額コース」へ変更
これだけで変更できます。
また、最初に一度設定していまえばずっと同じ設定になるので、手間はかかりません。
もし不安であれば、設定後本当にリボ払いにならないか小額使ってみて試してみてください。私も最初は半信半疑だったので、アマゾンのチャージなどで1000円だけ「P-one wiz」で支払いして、どうなるか試しました。当然、変な手数料を取られることなく、普通のクレカのように引き落としがありました。
注意事項
その他、カードの取り扱いに関する注意事項をご紹介します。
ずっと全額コース設定しないとリボ払いで大損
ずっと全額コース設定をしないとリボ払いとなり手数料18.00%がかかります。実際のリボ払いが発生した場合どうなるかは解説しませんが、かなりの手数料を支払うことになるので、設定は必ずしましょう。
リボ払いの詳細は下記HPに記載されています。
電子マネーなどは自動1%OFFの対象外
電子マネーへのチャージなど一部自動1%OFFの対象外となるものがあるので、注意が必要です。
※サンリブ、マルショク、ポケットカードトラベルセンター、電子マネーチャージ、金券類、生損保等の各種保険料、ETCカードのご利用分、キャッシングご利用分は「1%OFF特典」対象外となります。また、一部対象外のお取引もございます。
HPより引用
ただし、私の利用明細を見ると2023年4月時点で、モバイルPASMOへのチャージは記載の通り、「1%OFF特典」対象外となっていますが、モバイルスイカへのチャージでは「1%OFF特典」が適用されています。
(理由、詳細は不明)
ポケット・ポイントの使い道(2023年6月時点)
ポケット・ポイントはカードショッピング1,000円(税込)ごとに「1ポイント」付きます。
このポイントの使い道は大まかに「商品と交換」、「ポイントキャッシュバック」、「ポイントチェンジ」の3択です。
「商品と交換」ではアマゾンギフトカード(330ポイントで1000円分、実質還元率0.33%)やファミペイギフト(250ポイントで1000円分、実質還元率0.4%)に交換できます。
「ポイントキャッシュバック」では1ポイント3円(実質還元率0.3%)で楽天銀行口座、PayPay銀行口座、引き落とし口座にキャッシュバックできます。
「ポイントチェンジ」では、dポイントなどに1ポイント→3ポイント(実質還元率0.3%)で交換可能です。
ポケット・ポイントは有効期限が2年なので、1年に1回何かに交換するのが良いでしょう。
以前は実質還元率が最大0.5%でしたが、2022年4月の改悪により0.4%(ファミペイに交換時)まで下がってしまいました。今後も更なる改悪があるかもしれません
まとめ
クレカのポイント利用が面倒なずぼらな方向けに、年会費無料で自動1%OFFのクレジットカード「P-one wiz」をご紹介しました。
基本年会費は無料ですし、「ずっと全額コース」への変更を忘れなければ大変優秀なカードです。
他のクレカに比べても、多少還元率が良いカードは当然ありますがその差は小さく、年会費やポイントなど面倒なことが多くなります。
最初の設定さえすれば自動1%OFFとなるので、ずぼらな方には本当にお勧めです。
ぜひ試してみて下さい。
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