節約の王道、固定費の見直しを行う際、誰もが見直しをしたくてもできない項目があると思います。
それは…
「NHKの受信料」
NHKの受信料を払わなくても良いテレビ（チューナーレステレビのこと）なども一時期はやりましたが、一度払い始めたら解約できない人が大多数だと思います。
私も大阪で一人暮らしを始めた際に、NHKの方に連日訪問され続け根負けして以来、ずっと払い続けていました。
ただ、東京に引っ越したことで解約はできなくても少し安くする可能性を見つけました（正確には見落としていただけですが…）。
かなり、限定的な方法ですが、NHKの受信料を安くしたいという方は是非参考にして頂ければと思います。
受信料見直しのきっかけ
きっかけは資産運用を始めるための一歩として新しいクレジットカードを発行したことです。
固定費で使えるものは全てクレカで支払っていたので、水道代や電気代など固定費の支払方法の変更をしていました。
その流れでNHKの受信料の支払い方法も変えようと思い、HP等で変更方法を確認したときに、こんな表を見つけました。
| 契約種別 | 2か月払い | 6か月払い | 12か月払い |
|---|---|---|---|
| 衛星契約 | ¥4,340 | ¥12,430 | ¥24,185 |
| 地上契約 | ¥2,450 | ¥7,015 | ¥13,650 |
※沖縄県は料額が異なります
あれ、今払っているのより安い契約がある！！
NHKの契約の種類
急いで調べたところ、NHKには「衛星契約」と「地上契約」の2種類がありました。
- 「衛星契約」：衛星放送と受信放送の両方の受信設備がある場合の契約
- 「地上契約」：地上放送の受信設備のみがある場合の契約
簡単に言い換えるとBSが見れる場合は「衛星契約」、地上波のみなら「地上契約」となり、大抵のご家庭では「地上契約」に該当すると思います。
私の場合、現状は「衛星契約」でした。
我が家ではBS放送が見られない！
「地上契約」の内容を知った際に、我が家ではBS放送が見られないことを思い出しました。
約1年前に引っ越したのですが、テレビの設定をした際にBS放送が全く受信できませんでした。
「まあ、BSなんてほとんど見ないから別に問題ないか！」
と気にせずに1年間、ほったらかしにしていました。
急いで管理会社に確認したところ、我が家ではケーブルテレビが用意されていて、それを契約することでBS放送も見られるようになるとのことでした。
確かに、入居の際にケーブルテレビの案内もされたけど、「どうせ見ないわ！」と契約しませんでした。（ちゃんと説明を聞くべきでしたね…）
つまり、現状では「地上契約」の環境なのに、引越し前の契約を引き継いだまま「衛星契約」としてお金を払っている…
これは完全に無駄な支出だ！と思い、すぐにNHKに変更の手続きを行いました。
衛星放送から地上放送に変更のためのステップ
衛星放送から地上放送に変更するためのステップはこんな感じです。
- 衛星放送の受信設備がないことの確認
- ＮＨＫふれあいセンター（０１２０－１５１５１５）に電話
- 送られた書類に記入して返送
最初から解説していきます。
衛星放送の受信設備がないことの確認
まず、ご自宅に衛星放送の受信設備がないことを確認しましょう。
私の場合、賃貸であったので管理会社に電話をして受信設備がないこと（正確にはケーブルテレビの契約をしていないため受信できない）を確認しました。
ＮＨＫふれあいセンター（０１２０－１５１５１５）に電話
地上契約への変更はネットからでは手続きができないため、ＮＨＫふれあいセンター（０１２０－１５１５１５）に電話する必要があります。
（電話でないと手続きができないのは不便ですよね…）
電話の際の注意点として、フリーダイヤルのためオペレーターに繋がりにくいです。
「平日の10時～16時が比較的繋がりやすいです」との案内がありますが、3月だからかなかなか繋がりませんでした。
ひどい場合は待機状態にならずにもう一度かけ直してくださいと接続が切られることもあったので、平日の昼間に根気よくかけ続け、何とか繋がりました。
オペレーターに衛星放送の受信設備がないことを伝え、地上契約に変更したい旨を伝えました。
その際に、「本当に受信設備はないのですか？」、「受信設備を設置する予定はないですか？」等聞いてきたので、断固たる態度で「地上契約にしたい」と伝えました。
何回かこのやり取りをした後に、「約1週間ほどで書類をご自宅にお送りするので届き次第必要事項を記入して返送してください」と言われ、地上契約への変更手続きに誘導されました。
※注意点として、変更は記入された書類がNHKに届いた時点を基準とするため、それまで衛星契約だった期間の払い戻しはしてもらえませんでした。
（NHKの契約時や引越しの際にちゃんと確認していなかったのが悪いのですが、1年間余計に支払っていたのを取り戻せなかったのはショックでした）
送られた書類に記入して返送
電話から約1週間後、NHKから書類が送られてきたので、必要事項を記入してすぐに返送しました。
（一部個人情報のため黒塗りしています）
返送することで、こちら側で必要な手続きはすべて完了です。
次回の支払いから地上契約の料金に切り替わります。
以下赤字部分23年4月24日更新
クレカの利用明細を確認したところ、NHKからの請求がありました。
私は年1回のクレジットカード払いにしたので、地上契約の料金13,650円の請求のはずが、
なぜか12,705円でした(笑)
よくわからないのですが、安いので良しとします。
まとめ
NHKの受信料を安くする方法として衛星契約から地上契約にする方法を解説しました。
- 衛星放送の受信設備がないことの確認
- ＮＨＫふれあいセンター（０１２０－１５１５１５）に電話
- 送られた書類に記入して返送
この手段は衛星放送の受信設備のないご家庭限定ですが、料金がざっと半額になるのはとてもうれしいです。
該当する方はぜひ変更手続きしてみてください。
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